不動産売却を計画する際に先ず思い浮かぶことは価格です。価格がどのくらいになるのかを知るために必要となるのが不動産価値の査定です。 不動産会社は査定を行ない売却可能な価格を算出しますが、実際には査定額が正確な売却金額になるわけではなく、目安となる価格を算出するものになります。 不動産売却は売主と買主それぞれの条件が合致しなければ売却は成立しないので、正確な金額は購入が決まるまで判断がつきません。 そこで推定売却価格を算出する不動産査定が必要になるのです。 当社では不動産調査士による売買時に於ける適正価格や評価をご提供し、更に各個別不動産に対するアドバイスも行なっています。

査定額の算出方法については、算出方法が大まかであることは各社共通の事実ですが、細かい点では会社ごとに多くの差異があります。 査定担当者によって物件の見方、市場の考え方も異なっていることが多々あり、その査定が一定の価格で揃うことはありません。 不動産会社が違えば、100万円単位の差が出る事例も少なくありません。そのために不動産会社数社に査定を依頼し査定額を比較する方もおります。 査定は不動産会社の考えや対応を知る貴重な機会でもあるので、査定の価格差だけではなく担当者が人として信頼ができるかどうかも見定めることをお奨めいたします。

不動産査定に於けるアドバイスとしては、簡易査定（机上査定）は必須ではありませんが、不動産売却を急ぐ方には訪問査定をご依頼いたたくことをお奨めします。 売却したいスケジュールが決定した場合や良い不動産会社を早く見つけたい場合には、売却まで半年以上かかることも珍しくありませんので、早めに簡易査定をご依頼いただくことで日数のロスを最小限にすることが可能になります。 ただし早急に売却したい事情がある場合は、簡易査定を必ずしも行う必要はありませんので、売却スケジュールに併せて必要な査定方法をご提案いたしております。